ウェディングプランナー・小林様／田邊様

LGBTQ+ウエディングをお手伝いされたご経験や、身近に当事者の方がいらっしゃるお二人が受講されました。何となく知っているけれど、実際に仕事となると「正しい基礎知識を身につけたい」「本当に正しい知識を教えてくれるところを探していた」と仰られたことが印象的でした。
研修後のご感想では「モヤモヤが晴れた」と仰って頂けたこと、また、「自分たちも性の多様性の一人」だと知って下さり、この研修の一番の目標が達成できて良かったです。
そして、研修受講後、ダイバーシティー研修講師に関心を持って頂き、協会に加盟下さることになり仲間が増える喜びを感じております。

小林様
約10年前、杉山文野さんが関与した渋谷区のパートナーシップ制度に関連するウェディングパーティーの司会を担当しました。エンターテイメント要素が豊富な会場で、オシャレな男性同士と女性同士のカップルが幸せそうに参加していたことに感銘を受けました。その後、性の違いに関するモヤモヤがありましたが、今日のお話で、すごくすっきりしました。
ウェディング業界におけるLGBTQ+コミュニティとの接し方が課題です。専門の会社を立ち上げることも考えましたが、そもそもそれが差別なんじゃないかという心配もしています。入り口の看板としてはそこを掲げておかないとお問い合わせが来ないんじゃないかとか、そういった意味でまだまだ課題があり難しさを感じています。
最近、女性同士のウェディングドレス試着における問題を経験しました。性別に関わらず試着できる環境を提供する必要性に気付き、そのような考えを推進していこうと思いました。今日は色々と自分の中で解消できたことがありましたので、広めていけたらいいなと思います。

田邊様
私の友人や知人にはLGBTQ+の関係者が多く、差別意識はありません。その中で、バイセクシュアル、ゲイ、レズビアンなど、そのくらいのグルーピングくらいしかないと思っていたので、かなりグループがあるんだなということが学べました。
自分たちも対象者で、LGBTQ+の方だけが特別ではないよ、というところが、すごく「なるほど」という風に感じた部分でした。
今後はウェディングも増えてくるのではないかなと思うので、その時にどういう風に対応していくのが正解なのか、色々と確認しながら自分の中での経験値を上げていきたいなという風に思いました。